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40代・50代管理職の必要な能力 褒めるという行為のススメ

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40代・50代管理職の必要な能力

褒めるという行為は素晴らしい

人間誰しも、褒められる

気持ちが良くなるものである。

画像引用元:https://goo.gl/MKr5kW

実際に褒められた場合、

「そんなことないですよ。」と答えることが

多いと思うが、

心の中では嬉しい気持ちになっているはず。

子供の頃、何か良い事をして

親や先生に褒められると有頂天に

なってしまった記憶がある方も多いと思う。

大人になっても上級管理職から

褒められるとやはり嬉しいものである。

しかし、会社では褒められることなど、

殆どないのが現実だろう。

そもそも褒めること自体が日本人は

あまりしない民族だと感じるし、

部下を追いこんで追いこんで成果を出す

といった旧態依然の営業会社

まだまだ数多く存在すると推測している。

人事考課で起こったある出来事

かつて私の部下が現場のエンジニアを教育して、

全国の技術コンクールで優勝させたことがあった。

その時の部下に対する私がつけた評価は

“S”という最高位のものだった。

画像引用元:https://goo.gl/TG7VoB

ところが私の次の考課者である上司が

“S“を取り消してすぐ下のランクである

”A“に変更したのである。

さすがに私も頭に来て食い下がったのだが、

その上司が一言。

「事務職の人間が営業職でもなかなか

とれない“S”をつけることは出来ない」と。

全国大会で優勝すると言うことは

会社名を有名にするばかりではなく、

高い技術力を有したエンジニアの存在を

お客様に訴求できるばかりではなく、

他のエンジニアに対するモチベーションアップにも

つながり、良いことづくめの立派な成績。

その優勝したエンジニアを

指導・教育したスタッフに対し

私が素直に高い評価をしたのだが、

上司は私がつけた評価を

自分の上司に訴求できる自信がないため、

ランクを下げる言い訳をしたと思っている。

幸いにして、私の部下は一次考課者である

私がつけた“S”に対し、

「課長がつけてくれただけでも満足です。」

「他のエンジニアも優勝できるよう

今度も指導を続けていきます!」と

言ってくれた。

彼とは今は違う部署で勤務しているが、

社内で会うと以前のように会話が弾むので、

このことに関しては本音を話してくれたと

思っている。

バカな上司ほど褒めずに詰問をしてくる

私も管理職のはしくれだが、

今の上司は部下が失敗すると詰問をしてくる。

「何で出来ないの?」

「何でそんなことをしたの?」

といったことばかり。腹の中では、

「答えようのないこと聞いてくるんじゃねえよ!」

と思っているが、

私を含む他の部下に対しても

答えさせるのは、

「私が間違っていました。」とか

「きちんと理解できていませんでした。」とかを

必ず言わせている。

画像引用元:https://goo.gl/5CPr5m

こんな言葉を部下の口から出すことが

増えてくると、

「自分は仕事が出来ない人間なんだ。」

「何をやってもうまく出来ない人間なんだ。」

といったネガティブイメージが固着し、

成果を出せる力をもっていても、

結果として質の低い仕事ばかりするように

なってくる。

質問自体は、

コミュニケーションの一つの手法だが、

詰問は

相手の心を閉ざすだけである。

この上司、私と同じ年。

子供を設けず、

貰った給料は自分の趣味にふんだんに投資、

国産高級車を乗り回す

会社でも自由奔放な人間である。

「質問」と「詰問」を勘違いするな

【質問】とは・・・

わからないところや疑わしい点について問いただすこと。

【詰問】とは。

相手を責めて厳しく問いただすこと。

というように「質問」と「詰問」は、

明らかに意味が違うものだ。

画像引用元:https://goo.gl/7f86e5

とかく自分の評価を気にする管理職は

部下のミス=自分の評価に傷がつく

と思うみたいだが、ちょっとズルい頭を持つ

管理職は、

部下のミスを自分の上司に報告し、

ミスを自ら解決することで、

リカバリーしたことを自分の評価につなげると

いう姑息なテクニックを使う輩もいる。

このような上司の心理は

は部下には手に取るようにわかるものだ。

本人は、自分の心理は周りには

わからないと思っているようだが、

完全にバレバレである(笑)

相手には詰問として捉えられてしまうこともある

自分は質問したつもりでも

その聞き出し方によっては、

相手に不安を与えてしまうこともあるので

注意が必要だ。

相手にとって“責めれられている=詰問”と

感じてしまわれた場合は、

人間関係を損なうことになりかねない。

上司・部下といった上下関係が明確な場合

上から下への「質問」は「詰問」になりやすいことを

頭に入れておきたいものだ。

禁句は「なんで?」という聞き方だ

例として

「なんでこんなにミスが多いの?」

「なんでお客さんにメールを送ったの?」

というような言葉は慎むようにしたい。

また、部下が案件の説明など話をしている途中で

「なんで?」

「そう考える理由(根拠)は?」や

「で?」

などという言葉で話を遮られて十分に話せなく、

話を持っていかれてしまい質問責めが始まる。

まさに今の上司がこれに当てはまる!

このような言葉を上司が出すと

説明をしようとしている部下は萎縮してしまい

(私の場合、怒りを通り越して○意が湧く)

言いたいことが言えなくなってしまう。

このような「詰問」からは

部下からの反発か逃避しか生まれないのだ。

画像引用元:https://goo.gl/xYUcUx

さて、詰問するくだらない上司の話は

ここまでにして、

本題の褒めるについてさらに書いていく。

参考記事:男を大金持ちにする妻、落とす妻の法則

「褒める効果」は人間だけではなく動物・植物も同じ

前述したように。

人に限らず生き物は褒められることで

成長したり力を発揮するものだ。

こんな話を聞いたことがあると思うが、

毎日「きれいな花を咲かせてくれてありがとう」

と花に語りかけるだけ

グングン成長するという話がある。

飼っている犬や育てている植物だって

褒めると喜ぶのだから人間だって違いはない。

画像引用元:https://goo.gl/xYUcUx

褒めたら伸びる

以前、ブームとなったが

褒める子育て」という類の

本が多数出版されている。

しかし、褒める育児については

賛否両論があるようだが、

アメリカの教育心理学者が行った実験では、

教師に褒められて期待された生徒と、

そうでない生徒では

成績の伸びに明らかな違いが見られるという

結果が出たようだ。

画像引用元:https://goo.gl/ZLDoPG

つまり、

他人から期待されることによって

学習・作業などの成果が上がる現象をいい、

それを一般的に

「ピグマリオン効果」といわれている。

こうした実験効果より、

会社だって同じことが言えるはずだ。

褒められると、やる気になり

結果を出すいう部下が増えるということは、

管理職として一番望ましい結果のはずだ。

生産性が低い職場においては、

こうした管理職の「褒め方」ひとつで

大きく変貌する可能性があると言える。

ただし、これまでの歴史的背景や

彼らのモチベーション次第では、

褒めてもそう簡単に変貌するとは言えない。

彼らに「諦め」が極限に達した場合

変貌を遂げるには相応の時間がかかる。

「褒め」は人伝いに連鎖する効果もある

例えばこのような事例だ。

自分が新調したばかりのスーツで出社。

そこに同僚とばったり会う。

同僚から「いいスーツ来てるね!」と一言。

そして、

「いやいや、君こそいつもセンスの良い

スーツを着てると思っているよ!」

こんな会話だ。

画像引用元:https://goo.gl/TPjMGB

このように誰かに褒められた場合に

褒めてくれた人を直接褒めて返すという行為を

「直接的互恵性」という。

また、褒めてくれた人ではない他の誰かを

褒めて返すという行為を間接的互恵性という。

このように一人の褒め言葉が

褒めた相手、あるいは異なる人に

褒める→気分が良くなる」という連鎖は

人間社会において正の連鎖であり、

もし社内にこういった風潮があると

きっと実績も良いものに変わっていくのだろう。

業績が悪い会社は、業績低迷の原因を

誰かに押しつけたり、または責任転嫁をするという

風潮になりがちだ。

そんな風潮の中では「褒める」という言葉が

中々出ずに好成績をあげたスタッフでさえ、

「褒められる」ということがタブーになってしまうのである。

「褒めることは人のためならず」と考えられないか

「褒め」の正の連鎖について書いたが、

このように褒めることは周囲に対しても

良い影響をもたらすものである。

しかし、褒めた本人には

どんな影響が生じるのだろうか?

本人の影響 「有効な社交術」として使うことが出来る

人を褒めることを意識して実践すると、

自然に会話の中で「褒める」ことが出来るようになる。

特に、初対面の人と会った時には

話のきっかけが作りにくいものだが、

相手のネクタイや時計など

持ち物に関する「褒め」は言いやすいので、

自然と褒めたり、あるいは相手が持っている

アイテムに関心がある話をすることにより、

そのあとの会話が円滑になることが

大いに期待出来る。

こうして自分から相手に対して

「褒め」の言葉が自然と出るようになると、

相手からもそれに近い言葉を受けるようになるはず。

これを「好意の返報性」あるいは

「ミラーリング効果」という。

「返報性の法則」は有名であるが、

褒めに対してもこの法則が働くのである。

ただし、

夜の社交場における女性キャストへの褒め言葉は、

さらに高度なテクニックが必要である。

画像引用元:https://goo.gl/z2MhXX

そのテクニックとは???

機会があったら、別の記事で書きたいと思う。

本人の影響 脳の栄養になる

部下を褒めた時、

どんな気持ちになっているか?

とてもポジティブな気持ちに

なっているはずだ。

大抵は、部下を褒めた場合、

その部下はいろんなことを自分から

語り出すことが多い。

特に人事考課面談時には、

ざっくばらんな話の中に部下を褒める

言葉をいくつか意識的に話すことがある。

それはもちろん、お世辞ではなく

普段から感じていることを

素直に話すということ。

このような場面を繰り返すことで、

部下の本音に近い部分を

引き出せることもあるし、

彼らがミスを起こした場合であっても

普段から傾聴する耳、

詰問しない姿勢さえ、取っていれば

ネガティブなことを隠さずに

事実関係を素直に話してくれることが

増えてくるはずだ。

画像引用元:https://goo.gl/z2MhXX

ちなみに褒められた人は、

脳内のA10神経が刺激されて

ドーパミンが放出される。

そして強い幸福感に

包まれるということが研究で明らかに

なっている。

褒める側の人では、

意識して褒めるという行動そのものが

脳の大脳新皮質の前頭前野を

フルに働かせているため、

脳が活性化するということも

研究で分かっている。

つまり、

褒められて相手が喜ぶ姿を見る

やる気を出してくれている状態を見ると

それを自分の行動の「成果」として実感できるため、

褒められた場合と同じように脳内に

ドーパミンが放出されやすくなるという。

ドーパミン、イコール快感ホルモン!

そこで脳は強い快感を覚えることになる。

そしてその快感を得るために、

また頑張ろうとする。

こうして良質のスパイラルが生まれることになる。

褒められた方も褒める方も

良い形の関係性が構築されるとともに

良い仕事が出来る環境になっていく、

そのような効果が期待出来るのである。

褒めるという行為のススメ まとめ

管理職は「部下を動かしてなんぼ」

「上司と部下に手柄を与えることが手柄」

という持論があるが、

いずれにせよ、自分の部下達には

良い仕事をしてもらい

その成果を人事考課に反映させ、

部下の給料が上昇するという結果を

目指したいものだ。

それには、仕事が理想的な着地

つまり高い品質と納期順守を目指すが、

着地までには様々な障害が発生するのが

当たり前なので、

そんな障害を乗り越えながら

管理職は上手に部下をコントロールしなくては

ならない。

画像引用元:https://goo.gl/xwLNeE

以前の記事で、

組織が成立するためには、

共通の目的

構成員の組織に対する貢献意欲

構成員間の良好なコミュニケーション

以上の3つが成立の条件となる。

最後の「良好なコミュニケーション」を

維持するためには

今回の記事のメインテーマである

「褒める」という行為が有効だ。

ゴールデンウィークもあとわずか。

この休暇が明けると

また職場は戦場と化す。

夏季休暇まで数カ月あるが、

それまでの間、しっかり部下とともに

成果を上げるためにさらに

良好なコミュニケーションを図っていきたい

と思っている。