自分の身に起こったことをどのようにとらえるか?
人間生きていると、
楽しいことや辛いことなど
様々なことを経験する。
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例えば、階段で足を踏み外して
転びそうになったといった
小さなことも含めると
相当な数になると思う。
この階段で足を踏み外した事例の場合、
私ならどのように捉えるのかというと、
「今日一日、普段以上に慎重に行動しよう!」
というように考えることにしている。
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そうすることで、
今日一日に自分にとって
ネガティブな出来事がなくても
前述のような考えかたをしたからこそ、
平和な一日を過ごせたと
解釈するようにしている。
それでは、前述とは異なる事例をご紹介しよう。
それは人との出会いである。
職場でもプライベートでも
新しい出会いというものは必ずある。
こうして新しく出会った人は、
のちのち自分と何かの形で関わることが
必然的であると思って対応することが
好ましい。
例えばこんなことがある。
入社時の新人研修でパートナーとして
研修に参加した同期入社の彼は、
数十年後には同じプロジェクトで
一緒に仕事をすることになったという話だ。

worried and concerned young colleagues at a meeting looking at laptop
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研修終了後、彼も私も異なる営業拠点に配属され、
別々の地域で営業活動を行っていた。
彼はやがて営業拠点の責任者となり、
私は本社の営業企画関係の管理職となった。
数年前、彼は本社内にある営業拠点の
責任者に就任し、
その営業拠点の店舗改装のプロジェクトの
責任者に任命されることとなった。
そこで彼がプロジェクトで
一緒に取り組むメンバーとして
私を推薦することになる。
新人研修の頃、
私は彼と一緒に新規客先への訪問を
二人で行っていた。
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怠けものであった私は、
研修中に何度も喫茶店で休もうと
提案したのであったが、
彼はそれに応じず
一緒に目標の件数をこなすことを
言い続けていた。
このことから
彼は真面目に目標を達成しようとする
気持ちのある男であると
私は認識した。
当然、彼の営業成績は優秀であり、
同期入社の中でもトップの社内的地位を
得ることとなった。
私は入社時から彼のことを知っているので、
今の立場になるのは当然だと思っているし、
彼のためなら喜んで協力しようと思っている。
入社して30年近く経っても、
このようなことがあるものだ、
50代ともなると、
定年の声が耳に聞こえてくる世代であるが、
定年を迎えた時、
一種の満足感を得て会社を卒業したい
と思う方も多いだろう。
あと数年で定年を迎える50代の我々だが、
まだまだ新しい出会いが待っている。
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それが定年後の自分にとって
大きな影響を与える人物かもしれない。
このように考えると、
人の出会いも、
自分に振りかかる何かの出来事も
これからの人生において
何かの影響がある「必然的な事象」として捉え、
出来るだけ前向きに、
そしてその出来事が起こったことに感謝をしつつ
日々の生活を送りたいものである。